認知症ドック|なごやひがし整形外科 脊椎クリニック|東郷町の整形外科|手術室完備

〒470-0162 愛知県東郷町大字春木字白土1番地217
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認知症ドック

認知症ドック|なごやひがし整形外科 脊椎クリニック|東郷町の整形外科|手術室完備

認知症ドック

目的

認知症の「早期発見」「早期予防」

近年、社会問題として注目されている「認知症」。その中で最も一般的なのがアルツハイマー型認知症です。この病気は、突然発症するわけではなく、脳内に原因となる物質が長年にわたって徐々に蓄積されることによって発症します。症状が明らかになるほど進行してしまうと、治療が困難になる病気です。

一般的な認知症の予防対策は「一次予防」「二次予防」「三次予防」の3つのステージに割り付けられ、認知症予防の視点からは「一次予防」および「二次予防」が重要です。

「一次予防」は危険因子の出現していない時期にリスクを発生させないような予防対策であり、「二次予防」では危険因子の出現した時期でのリスク削減あるいはリスク除去のための予防対策、すなわち発症を予防する対策です。

アルツハイマー型認知症に対する二次予防は最近特に重視されています。特に、認知症ではないが、軽度な認知機能低下を有する状態である「軽度認知障害(MCI)」と称される時期は、二次予防対策の最適かつ最も効果的な時期と考えられています。(鈴木 隆雄:「軽度認知症(MCI)と認知症予防」,予防医学 第60号,2019; 1: 63.)

2012年厚労省研究班の調査によると、認知症は国内に462万人、「軽度認知障害(MCI)」400万人とされています。国内では地域による差がありますが、65才以上の高齢者の311%(平均約8%)が認知症と言われています。

「軽度認知障害(MCI)」の人は、物忘れが増えるけれども日常生活に困らないというレベルですが、この人たちの約35%は3~6年後に認知症に移行すると言われているので、見つけ出して予防することが推奨されています。(福島 順子:「総説:アルツハイマー型認知症の病態と治療」,北星論集 第55号,2018; 3:111-112.)

当院の認知症ドックは、この「軽度認知障害(MCI)」「早期発見」することで、今後の症状発症を予測し、「早期二次予防」を始めることを目的としております。

はじめは家族と共に相談しながら適切なタイミングで受診していただき、毎日の生活習慣を見直し、考えるきっかけとしてお役立てください。

また、予防は早く取り組むほど効果的なため、1年ごとの定期的な受診をお勧めいたします。これにより、本人または家族が安心安全な生活を送ることができる可能性が高くなります。

当院の認知症ドックで、今の自分の状態を知り、まだまだ続く未来のために備えませんか?

当院の認知症ドックの特徴

2種類の検査法で多角的な視点から総合評価を行います。

①MCIスクリーニング検査プラス(血液検査:脳の機能の評価

当院の認知症ドックではMCIのリスクを調べるMCIスクリーニング検査プラス(https://mci-plus.com)を導入しています。

人の脳には、老廃物を排出する機能が備わっています。しかし、生活習慣の乱れなどの様々な要因によってその機能が低下すると、老廃物が蓄積しやすくなり、アルツハイマー型認知症のリスクが高まります。MCIスクリーニング検査プラスは、血液検査(血液量はたったの2ml)を通じてこの排出機能が正常に働いているかどうかを確認し、リスクを判定することで、今後の予防策を知ることができる検査です。

MCIリスクは、AD4段階で評価されます。
また、アルツハイマー型認知症の病態進行に関わるタンパク質を4つのカテゴリーに分類して「良好」「注意」「要注意」の3段階のリスクレベルで評価されます。

報告書サンプルを見る(PDF)

②頭部MRI(画像検査:脳の萎縮度病変の有無の評価

当院ではMRI機器を導入しております。MRIにて脳の萎縮度や認知症の原因となりうる脳病変の有無を精査します。

内容は下記のとおりです。

  • 脳の萎縮度の評価(VSRAD)

アルツハイマー型認知症は、何らかの原因で脳にアミロイドβという特殊なたんぱく質がたまり、それが神経細胞を破壊して、脳が萎縮することで発症します。発症後は時間の経過と共に脳の萎縮が進み、それに伴い症状も徐々に進行します。

(病気がみえるvol7 脳神経 第1版)

VSRAD(MRIで得られた脳の容積用いて、早期アルツハイマー型認知症特有の萎縮の形態画像情報を解析するシステム)を用いて、脳の萎縮度を評価します。

  • 脳の病変の有無の評価(FLAIR・T2*・DWI・MRA)

認知症の分類で、アルツハイマー型認知症の次に脳血管性認知症が多いと言われています。

病気がみえるvol7 脳神経 第1

脳血管性認知症は脳血管障害に起因する認知症であり、脳小血管病が背景に存在することが最も多いと考えられています。また、今日では脳MRIの普及により臨床的に脳卒中症状を示さない脳小血管病変の存在が高齢者では非常に多いことが明らかになってきています。(北川 一夫:「高齢者の脳血管性認知症」,日本老年医学会雑誌 第544号,2017; 10:519-520.)

当院ではFLAIRT2*、DWIMRAという4種類の撮影方法を用いて病変の有無を評価します。

こんな方にオススメ

  • 40歳以上の方
  • 最近、物忘れなどの認知症の症状が多くなってきた方
  • 短い在院時間(約1時間)で充実した内容の検査を受けたい方
  • 仕事の休憩時間や仕事後の夕方に受診したい方
  • 下記の様な生活習慣の方や心身の状態が気になる方

価格

49,500円(税込)

予約時間

木・土曜日

11:30

予約方法

電話

052-680-8375

電話受付時間900-1230 1600-19:00  ※休診日 木・土PM/日祝

認知症ドック受診希望の旨を伝え、下記1~5をお伝えください。

  1. 氏名
  2. 生年月日
  3. 電話番号
  4. 当院受診歴の有無
  5. 希望日

認知症ドックを受診される患者さまへ

下記より問診票と検査前チェックリストをご自身で印刷、ご記載いただき、認知症ドック当日にご持参いただくと、当日の手続きがスムーズに進みます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

当日の流れ

  1. 来院・受付・問診票記入
  2. 検査(採血・MRI
  3. 会計
  • 予約時間(11:30)までにご来院ください
  • 結果送付のため、受付時に住所が確認できるもの(運転免許証や保険証など)をご提示いただきます。
  • 受付から検査室、検査室から会計へは職員がご案内いたします。
  • 在院時間は1時間程度です。
  • ※在院時間は目安となります。状況によって前後する可能性もあります。

結果送付

画像DVD-R・結果報告書を3〜4週間程度で送付させて頂きます。

注意事項(必ずお読みください

  • ご来院前に検査前チェックリスト【こちらをクリック→検査前チェックリストを必ず確認し、1つでもチェックがつく場合は受診できない可能性があるため、052-680-8375までご相談ください。(電話受付時間900-1230 1600-1830  ※休診日 木・土PM/日祝)
  • 結果送付のため、受付時に住所が確認できるもの(運転免許証や保険証など)をご提示いただきます。
  • 当日は可能な限り、金具(ファスナー、金属のボタン、ネックレスなど)がついていない服装でお越しください。
  • 当日は必ず予約時間(11:30)までにご来院ください。
  • 健康保険が利用できない検査となります。
  • 認知症ドックは49,500円(税込)となります。
  • お支払いは現金のみとなります。